過去の作品というのは、かならず二つの面を持ちます。


cosmos過去の作品というのは、かならず二つの面を持ちます。その時代ゆえという歴史性によって輝くものと、時代を越えていつの時代でもその時代なりの感性で受け止められるものと、両方ある。(『ただ時の過ぎゆかぬように』より)

星をつくった男 阿久悠と、その時代』重松 清

言葉にこだわり続けた「言葉の人」、作詞家・作家 阿久悠氏が書いた歌詞は、生涯に五千作にもおよぶ。一曲を三分半と見積もったとして、約二百九十二時間、休まず聴いて十二日以上かかる計算だそうだ。

いい歌だから長く歌われるということよりも、古いと言いたいけれど、たしかに古いのだけど、そう言えない強さ、否定できない強さを感じさせたい。そうした力をどのくらい、ことばのなかに込められるだろうか。そう思って僕は書いてきました。(同書より)

時代は変わったとしても、言葉の持つ力は変わらず、むしろより輝きを放つから名曲なんですね。これだけ途方もなくヒット曲を世に生み出してきた阿久悠氏の生涯史を、重松清さんがライターとして編むというのは大変興味深い一冊です。

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